明延鉱山探検坑道

昨日9月2日のブログはここで終了していましたがその続きです
 
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写真では分かりにくいですが、ボランティアの足元にレールが写っていると思いますが、
探検坑道の入口ですが、ここがトロッコの出口です
明延鉱山のトロッコと言えばこんなイメージだったのですが↓
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有名な写真は大仙選鉱場というところです
探検坑道の場所は鉱脈があるところでトロッコで一旦この大仙選鉱場に運ばれ、
さらに神子畑までトンネルで結び精錬して麓の新井や生野まで運ばれたようです
探検坑道に行けばここに行けると思ったのが大きな間違いですが、
これから坑道の中に入って行きます
 
入って驚いたのは線路は水平になってます。深く潜って行くのではありません。
なぜかと言うと鉱脈を上に掘って行くからです
江戸時代は上から下に掘って手で出していましたが
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水平坑道から上を見た写真 地上の明かりが見える
 
ロッコの出現にトロッコの上を掘り上げていき、イメージ 2
鉱石をトロッコに落すという方法が出現したのです
(相当高く掘っていますが、ダクトによって鉱石はトロッコに入ります)
ここは第一層なので地上近くまで掘っていますが、山が崩れるので次は縦穴を掘り、同じように鉱脈を上に掘り上横穴の強度を残し、また次というように、次々と地下深く進みます
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地下からはエレベーターを利用して地下1階に運ばれ、運び出されます。先程の入口とこの場所はレベルです
 
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こんな感じで外につながっています(右はショベルカー?)
 
そして今この坑道は酒蔵になっていました
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そして最後は坂の上が出口です
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右に大きなトラック?が止まっていますが、最後はトロッコを利用せずトラックなどで運び出したのですが、採算が合わず廃坑になったとの事です
 
今回歩いたルート
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され現在地下部分(この下)は地下水がたまってはいる事が出来ないようですが、
すべて採掘し終えたのではないので、こののちなにかあれば採掘は可能らしいです
 
今回行ってみて色々明延鉱山の勉強できましたが、トロッコネタでなくスミマセン
最後まで見てくださってありがとうございました